現代の表現と昔の表現について加藤種男さんからお話をきいた。
その中の一つに、「何のために踊るのか」というテーマがあり、現代では神様の存在が薄れているという話の中で、数年前まで残っていた、沖縄の久高島での儀式「イザイホー」について教えてくれた。
大好きな沖縄。そこからの興味で、イザイホーというお祭りについて調べてみると、こんなページに出会いました。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~izanami/kaminohado/002uchima.html
シャーマンの存在はよく耳にしていたけど、こんなお祭りがあったなんて知らなかった。
ヨガでもバクティヨガといって神様に捧げるヨガの種類があるけれど、
イザイホーは、すごく純粋で、清くて、良いものだと思った。
多分、現代の人にこんなお話をしても何のこっちゃと言われてしまうかもしれないけど、私にとってはこの地球で生きていく上でとても大切な感覚だと思います。
今は物に溢れていて、それが当たり前の状態になっていて。目の前にあるものの意味や歴史を知らない。完全に鈍っているのだと思う。でも必要なものが目の前にあって、それが大好きで、感謝できていたら、もう十分だと思う。
どうなってしまったんだ?と思うけれど、私もここに生きている限り、なんらかの害を与えているし、知らないことがいっぱいだし、それはそれはどうのこうの言える立場では決してありません。
今日加藤さんからの言葉で一番胸に響いたのは、
「人間だけの都合で、地球を滅ぼしていいのか」
今までの時代は、自然とともに過ごしてきて、直で暖かみや時には恐怖を感じてきたから、自然と感謝したり、それをひとつの儀式としたり、ちゃんと自分がなす行為のひとつひとつを考えて行動してきた。だから大きな智恵がある。
私もそんな人になりたい。
せっかくこの地球に生まれてきたんだから。