カノンの魔法

やさしいな〜。

キレイだな〜。

 

3年ぶりくらいにジャズピアニストのえりこさんと会いました。

理由は、わたしがどうしても「カノン」を弾けるようになりたかったからです。

カノンって知っていますか?

♩チャ〜ラ〜〜ラ〜〜〜〜ラ〜〜〜〜ラ〜〜〜ラ〜〜〜ラ〜〜〜ラ〜〜

っていう旋律のあの有名な曲です。

純正律のピアノで弾いてる動画をみて、なんて心地なんだ、、、と感銘を受けたのです。

この音にのせながら、あわよくば瞑想ができたらいいな、なんて思っていました。

 

ピアノに触れるのなんて何年ぶりだろう。

えりこさんはわたしの為に手書きの楽譜を用意してくれていて、それを見ながら早速左手から練習しました。

隣りでえりこさんが伴奏みたいなのを弾いてくれて、私も間違えながら音譜をたどってゆっくりと指を動かします。

途中で気づいたけれど、結局音符ってちゃんと見ていないと思う。

なんとなーくの雰囲気で、最終的に全て感覚の世界なのかな〜と思いました。

あとは、力を抜くことが大切みたい。

腕の力を抜いたら指が軽く動くようになる。

「ヨガと一緒だよ。力を抜いて、ふ〜(息吐く)って。」

ってえりこさんが教えてくれた。

 

 

たどたどしいし、完成!といえるような出来映えではなかったけれど、

本当にゆーーーーーっくり、間違えながら、カノンを堪能できました。

おうちに鍵盤がないことを少しだけ悔やみ、練習終了。

イメージトレーニングでどうにかしようっと。

 

えりこさんは私が来るからと、お庭のお花たちを生けて、テーブルに可愛く飾ってくれていたり、お気に入りのハーブをくれたり、あとは作曲した曲を聴かせてくれた。

私はさりげない心遣いに胸がウキウキとなった。

 

1日の過ごし方って本当にひとそれぞれで、どんな風に時間を過ごすか、何を見るか、誰と会うか、その選択は私たちが自由にできる。

視覚的に目立つ物が印象に残ったり、注目を浴びたりするけれど、

ひっそりと、ただただ一つのことに励んでいたり、何気ないことを大切に想ったり、そういう瞬間瞬間に心を満たしていく姿って、とても美しい。
(バリに行った時、田舎で一人ひたすら炎天下の下木彫りに熱中している職人さんを見た時も同じようなことを感じた)

謙虚でやさしく隣りに寄り添ってくれてたえりこさんと接していて、そう思った。

えりこさん、素敵な時間をありがとう。

カノンの魔法は未だに解けないままで、今も気持ちいい感覚を味わってる。

 

追伸:私が幼少期〜ピアノを9年間習っていたことはここだけのヒミツにした。